こんにちは。
今回はかなり面白いカラオケボックスへ行ってきたので記事にしました。
私がやってきたのは愛媛県八幡浜市にある「カラオケのど自慢」という店舗になります。
八幡浜市ってどこやねんと思う方がいると思うので軽く説明しておくと
愛媛県の西端にある佐田岬半島の付け根に位置する市です。(Wikipedia引用)
場所でいうとここ。
四国の中でもかなり端っこの方にある店舗でして、前々から行きたいなぁと思っていたところに四国に住んでいる方に連れて行っていただき、今回訪問が叶ったわけです。
いざ入店!
入店すると左側にココロのボリュームを上げた菅田将暉がお出迎え。
「これのどこが時が止まっているというのだ」と思う方もいるでしょう。
このお店の凄いところは設置されているカラオケの機種とその周辺機器です。
この店舗はカラオケルームが10部屋あるのですが、その機種構成が
HyperJoy WAVE・・・5部屋
Cyber DAM HD・・・3部屋
Premier DAM・・・2部屋
という異様なラインナップなのです。
カラオケ機器オタクからしたらそんなお店気にならないはずがありません。
早速お部屋チェックと行きましょう。
まずはPremier DAMのお部屋から。
Premier DAMと言っても2022年5月末で新譜配信が終了したXG1000が設置されています。(2007年発売)
DAM CHANNEL配信終了のお知らせw
新譜配信終了と同時に、Premier DAMでのDAM CHANNELの配信が終了しました。
曲が演奏されていない時は常にこの画面なので、本来であれば曲間BGVの設定をCMとかに変更したほうがいいのですが、Premier DAMの部屋はすべてこれでしたw
そしてこれまた珍しいCoデンモク!
2013年1月末で新譜更新が止まっているので10年前の曲しか表示されませんが、テンキーリモコンとしては現在でも利用できます。
PMシリーズのデンモクもレアなものです。
PM200は2007年4月に発売されたデンモク。
白黒のディスプレイを搭載しており、赤外線送信にのみ対応します。
新譜配信は2018年1月末で終了しています。
PM300zBは2011年10月に発売されたデンモク。
上記のPM200の後継機種で初めての7インチワイドカラー液晶を搭載した機種。
また、赤外線送信に加えて現在主流となっている無線通信を使い、360度どこからでも転送可能になっています。
そして現在のPM800zBにも搭載されている大きいメンブレンスイッチはこの機種から。
新譜配信は2021年1月末で終了しています。
壁にはPremier DAMの操作ガイドが。これもアツい。
続いてHyperJoy WAVEのお部屋。
まさかのブラウン管www
これにはるふとぷさんもココロのボリューム上がりまくりです。
キョクナビはJR-300ですが、別の部屋にはこんな珍しいものが。
JR-100です。2004年に発売した初代キョクナビです。
当時は「キョクナビ」ではなく、「キョクNAVI」という表記をしていました。
(正式にキョクナビの愛称になったのは2011年発売のJR-300から)
DAMのPM300zBと同じように、このキョクNAVIも360度どこからでも楽曲の転送が可能です。
私の過去の記事でもちょくちょく触れてますが、演奏停止ではなく演奏ストップになっていますね。
そして最終更新日が2012年3月w
JR-100は2012年3月で新譜配信が終了しているので、それより新しい曲を検索しても出てきません。もう10年も時が止まったままのキョクNAVIなのです。
一生工事中であろうお知らせ画面。
折角なのでこのキョクNAVIを使って選曲しようとしたのですが、クレードルから外した瞬間に画面が逝ってしまいました...
バッテリー残量はMAXなのですが、発売からもうじき20年が経過する製品です。完全にバッテリーがヘタってしまい、役割を果たさなくなってしまっていますね...
過去にHyperJoy WAVEに関してのブログを書いてるのでそちらもどうぞ。
続いてCyber DAM HDのお部屋。
コマンダ以外はPremier DAMの部屋と構成は同じですね。
この機種はナイト市場向け機種といって、スナックやバーなど夜のお店に向けた機種なのでカラオケボックスに設置されているのは非常に珍しいです。
本人映像やアニメ映像がかなり削られているのでカラオケボックスにあったらクレーム間違いなしの機種なのですが、他の機種がPremier DAMとHyperJoy WAVEなので全く気にならないんでしょうね()
私は以前、この機種が設置されているカラオケボックスを利用したことがあるのでそちらのブログもどうぞ。
この機種とCyber DAM +、Party DAM 20Vという機種にしかない採点ゲーム「精密採点DX Lite」があるのでスコアラーの方は是非どうぞ。私は結構です。
気になる人は調べてみてね。
で、この2機種で終わりと思うでしょう?
実はあと1つ別の機種の部屋が残ってます。
夢のコラボレーションwww
そしてさり気なくブラウン管テレビの横にP2000が置いてありますw
「3機種って話してただろ!」ってツッコミは百も承知です。
でもこれにはちゃんと理由があります。
JOYSOUND MAX2をデモという形で置いているとのこと。要するにお試しで設置しているだけということですね。
しかしながらHyperJoy WAVEもPremier DAMも新譜配信は終了済み。近いうちにMAX2とかに置き換わっても全く不思議な話ではありません。
元々はPremier DAMの部屋にコマンダとアンプを持ってきたからこんな奇妙な組み合わせになってしまったらしく、現在は使える状態ではないとのことですが、ブラウン管テレビに映し出されるMAX2の画面観たかったですね...
フロントの目の前にある料金表。
いや~安いですねw
昼フリータイムの時間はちょっと短いですが、平日700円は魅力的です。
そしてカラオケ機器オタクは料金表上の画像に着目します。
今やサービス終了してしまったHyperJoy V2ではありませんか!
そして隣はBB cyber DAM。(この頃にタイムスリップしたい...)
HyperJoy V2は2018年3月末に新譜配信が終了し、2021年3月末にサービス終了していますが、
BB cyber DAMは2018年8月末に新譜配信が終了したのみで、カラオケサービス自体は現在も継続しています。
G100に関しては今でもどこかしらで動いているのでまた使いたいのですが、カラオケボックスで動いている店舗は皆無だと思います。精々旅館とかにあるカラオケルームでしょうか。BB cyber DAM f-stageがあった温浴施設からは撤去されてしまったので本格的にBB cyber DAM難民となっております...
そんなわけでHyperJoy WAVEスコアタをして帰りました。
半年ぶりのWAVEスコアタだったので散々な結果でしたが、こんな貴重なお店に訪れることができて大満足です。
いかがだったでしょうか。
機種構成も激レアなのですが、未だにブラウン管テレビが残っているカラオケボックスはないですし、色々と価値のあるカラオケボックスだと思います。
多くの人がとても行きづらいと感じる場所にありますが、HyperJoy WAVEやPremier DAMが残っているうちに一度遊びにいってみてはいかがでしょうか。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。
あとがき
ブログの更新が滞ってしまいすみませんでした。
最近本当にカラオケに行けておらず、趣味がカラオケから旅行にシフトしつつあるるふとぷです。
ブログの面白いネタも殆ど紹介し尽くしてしまった感があり、途方に暮れております...
カラオケメーカー各社からデイ市場向けの新機種は全く出る気配もなく、古いカラオケ機種がサービス終了していくだけでカラオケ機器オタクとしては非常に寂しい限りです。
第一興商が来月にFREE DAM LIFEという高齢者向け施設にあるカラオケ機器の新機種を発売するのですが、それも紹介するには微妙ですしそもそも使える場所があるかどうかというところで、本格的にカラオケに飽きてきてしまったのかもしれません。これはマズい。
月1で更新予定だったこのブログですが、今後は完全に不定期更新になることをご了承下さい。何か面白いネタがあったらまた投稿するつもりなのでその時はまた見てくださると嬉しいです。