こんにちは。
2023年4月18日に第一興商からカラオケDAMの最新機種「LIVE DAM AiR」が発売されました。
今回はLIVE DAM AiとLIVE DAM AiRで何が変わったのかをざっくり見た後、同時発売のSmartDAM AiRも見てみましょう。
なお、AiR発売と同時にアニメ映像や楽曲が大量配信されましたが、それに関してはまた別の記事で触れていますのでそちらも是非。
《AiR発売に伴う大量配信に関してのブログ》
《DAM公式サイトはこちら》
違いその① 本体色
こちらがその本体です。
見てわかるように、黒色から赤色になりました。
違いその② 抗ウイルス・コーティング対策
Dr.ハドラスを使用しており、タッチパネル、ダイヤル、ボタンに抗菌加工がなされています。
後述するデンモクにも抗菌加工がされていますね。
ナイト向け機種であるCyber DAM +では既にDr.ハドラスの抗ウイルス抗菌仕様になっています。
どれほど効果があるのかわかりませんが、コロナで敏感な部分なので大変素晴らしいと思います。
違いその③ HDD増強
DAMシリーズはHDDが2つ搭載されているのですが、そのうち片方が4TBから6TBに容量アップしました。
違いその④ UIデザインの変更
1枚目の画像で分かるかと思いますが、デンモクとコマンダのUIデザインが黒を基調としたものに変わりました。
また小さな変更点ですが、演奏が終わったときに表示される曲情報画面や、予約したときに上に出るバーのデザインが若干変わってます。
ぶっちゃけ、コレくらいですw
全部は確認していませんが、その他の新機能や新コンテンツは従来のXG8000でもアップデートで対応します。
AiR発売に伴うアップデートで追加された機能についても簡単に紹介します。
①ライブサウンドの追加(さいたまスーパーアリーナ)
②エキサイトライブホール(コール&レスポンス)
③音声検索(OK、DAM!)での候補曲表示、外国語対応
④本日出勤(ナイト店向け)
このくらいでしょうか。
②のコール&レスポンスというのは、前奏や間奏などでマイクに呼びかけると色々なリアクションが返ってくるというものです。
例えば「男子!」と言うと男の歓声がスピーカーから流れますw
正直、ヒトカラだと寂しくなるだけだし、連れが居たら連れが盛り上げてくれると思うので誰向けの機能なんでしょうか...
ただ、自分の声で歓声が聞こえてくるとライブしているような感覚になってたのしいかもしれませんね。
③の音声検索での候補曲表示も試してみたのですが、検索できるものが非常に限られており、思っていたのと全然違ったなぁという感じでした。
DAMの紹介ページだと「1992年のランキングかけて」と話すと3つ候補が出てきていますが、どうやらランキングとかでないと無理なようで、番組名や歌手名での候補曲表示はできないようです。
🎤「ランキング」→AiR「何番の曲にしますか」→番号言って演奏開始
🎤「響けユーフォニアムの曲」→演奏不可
🎤「TRUEの曲」→候補曲表示されず1曲予約される
🎤「2005年のアニソン」→演奏不可
申し訳ないですけど「全然使えねぇ...」ってなっちゃいましたw
嘘でもAiを謳っているのであればここら辺は様々なリクエストに応えられるようにするべきですし、もっと改善の余地はあると思います。
「2005年のアニソン」と話したら2005年に流行ったアニソンのランキングTOP3を候補に表示するとか、「響けユーフォニアムの曲」と話したらOP,ED曲の歌唱ランキング上位3つ表示するとか。
カラオケ関係なくてもOK Googleみたいに「今日の天気は?」とか話して答えてくれるくらいでも良いと思いますね。
続いて新デンモク(TM30R)について。こちらが本命です。
LIVE DAM AiRと同様に本体色、抗菌加工、UIデザインの変更というところでは同じなのですが、この機種にしか搭載されていない機能があります。
それがこの左右から出てくる「SmartDAM Panel」というもの。
右側は演奏情報の表示やリモコン機能であるボリュームの調整やキーテンポ変更、ライブサウンド、採点のオンオフができます。
演奏中であればシークバーで自由な位置から流すこともできますし、1行だけですが歌詞も表示されます。
私のフォロワーで「誤タップで音量が突然上がったら怖い」と気にかけてる方がいましたが、音量のシークバーを最大の部分までタップしてもちょっとずつ段階的に音量が変わっていく感じだったのでそこは心配なさそうです。よく考慮されていますね。
そして左側は、予約リストと演奏履歴を見ることができます。
採点履歴もここから時刻付きで見れてしまうのでちょっと恥ずかしいですねw
余談ですが、LIVE DAM Aiが発売された頃にフォロワーさんがこんな事を言ってました。
やっぱりLIVE DAM Aiって、本体の「Ai」の文字と、プロモーション・ソフトウエアに使ってる「Ai」の文字が違うの、発表直前になってのリデザインではないかと思う
— たまごとうみかち (みかち) (@micachi_net) 2020年1月14日
STADIUMのときはロゴが一致してるし…
本体筐体箱や、本体の前面上部、TM30の左上の「Ai」の文字がゴシック体の「Ai...」みたいな感じになってますけど、
— たまごとうみかち (みかち) (@micachi_net) 2020年1月14日
ソフトウエアに出るロゴや広告だと、全く違うロゴデザインで、「A」が独特な形に変わってて、更に「...」の部分が消えてるのが気になってますw
コレこの時言われて「あ~確かに」と思いまして、この理屈であればマイナーチェンジモデルであるAiRでは現行ロゴになっているのか?と思い確認してみると...
ロゴが変わっているではありませんか!ということでこの推測は正しそうです。
それにしてもコレに気づくの凄いですよね...(非常に面白い)
というわけでかなり短い記事になってしまいましたが、新機種のLIVE DAM AiRとTM30Rの紹介でした。
マイナーチェンジ機あるあるですが、この機種でしか使えない機能が少ないために内容薄々になってしまい申し訳ありませんでした。(第一興商のせい)
LIVE DAM AiRの導入は直営店のビッグエコーを初め、全国のカラオケボックスチェーン店でも導入が進んでいますのでコレを機にお試しいただければと思います。
ここまで見ていただきありがとうございました。
筆者のTwitter